■ナミビア(〜南アフリカ)



ナミビアから南アフリカに関しては時間とお金の都合で北東部のカプリビ州から中北部のグルートフォンテン間、首都ウィントフックから南アフリカまでを盛大にすっとばしている。代わりにオカハンジャの町から大西洋岸のスワコップムントまで走行した。ルート自体は比較的平坦な区間が多いが、スワコップムントへの道は遮蔽物がないのも相まって海からの向かい風が強く吹く。

Picasa 地図上で写真を見る@Picasa(■準備中) ※別ウインドウ/別タブで開きます
総走行距離 推定700キロ前後
滞在期間 2007年3〜4月 / 2011年11月
特記事項 人口は少ないが、ほとんどの町に大きなスーパーがあり、商品も近代的なものが揃う。ガソリンスタンドには有料シャワーがあったりするので走破するのはさほど難しくないが、物価も先進国のちょい下くらいまで上がり、軽食の露店などはなく、観光地以外は安宿も少ない。しかしナミビアはかなりの人口過疎地域で、途上国のように村や集落はほとんどないため、道中の補給が限られているのが注意点といったところ。日中は気温も上がりやすいので水や食料は十分積載しよう。
また、スワコップムントやウィントフックでは安宿で念願の無料Wi-Fiが利用できる。他の町ではネット環境は少ないか値段が高い。今後改善されることを願う。
治安 何度か国道沿いやガソリンスタンド付近で野宿したが概ね悪くない。しかし貧富の差が激しいので物乞いが町中でゴミ箱を漁っていたりする。単純に人口が少ないので、国道沿いに定期的に設置されているベンチ付近で野宿してもまず問題はないと思うが、自動車もたびたび休憩に訪れるので深夜にエンジン音が響いてくることも。もし襲われたらどうしようもないので、気になる場合は警察に軽く聞いてみるのがいいかも。
旅行中メモ 旅行中メモ第25回:主に南部アフリカのもろもろ



エリア 地名 標高 ルート詳細
カティマ・ムリロ
〜(バス)グルートフォンテン
KatimaMulilo
→(バス)GrootFountein
950(KatimaMulilo)
→?
→1400(GrootFontein)
ナミビア北東部のカティマ・ムリロからインターケープ社の綺麗なバスでナミビア中北部のグルートフォンテンまでスキップ。この区間は特に人口過疎で町の町の間にはほとんど何もないが、道はフラットなので(多分)食料や水を積載すれば走破自体はさほど難しくないと思う。カプリビ回廊と呼ばれるナミビア北東部のエリアはゾウをはじめ、野生動物がたびたびみられる。例によって写真撮影は慎重に。
グルートフォンテンまで来ると標高は1400まで上がっており、気温も湿度もだいぶ下がって涼しげになる。夜は20度以下まで冷え込むほどだが、日中は日差しが強く、季節によってはやっぱり暑くなることも。
グルートフォンテン
〜オタビ
〜オチワロンゴ
〜オカハンジャ
GrootFountein
→Otavi
→OtjiwaRongo
→Okahanja
1400(GrootFontein)
→1600
→1400(Otavi)
→1400(OtjiwaRongo)
→1550
→1400
→1500
→1300(Okahanja)
グルートフォンテンからゆるやかに上って下り、山の麓に沿ってオタビの町へ。途中にはコンバットという田舎っぽい村があり、ストアがある。オタビの町は安宿がなさそうだがガソリンスタンドに有料シャワーがあるほか、西に約5キロ付近にキャンプサイトがある。確かオタビから西30キロ付近(うろ覚え)にガソリンスタンド兼ストアが一箇所ある。以降はオチワロンゴまで補給ポイントはなし。オチワロンゴからオカハンジャまでの約180キロ間はガソリンスタンドもストアもなし。一応キャンプサイトだかロッジだかがあるみたいなのだが、国道から数キロ以上離れている上に営業してるのかどうかもわからないので未確認。道は時おりアップダウンがあるもののほとんどフラット。途中には道の脇からふたごの山が見える。そこがだいたい中間地点なので、山を目安にペースをつかもう。オカハンジャの手前はゆるく下っていく。
オカハンジャには一泊1300円の綺麗なホステルがある。町をうろうろしていても見つかると思う。Wi-Fiはなし。
オカハンジャ
〜ウサコス
〜スワコップムント
Okahanja
→Usakos
→SwakopMund
1300(Okahanja)
→1500
→1300
→1150(Karibib)
→900(Usakos)
→1200
→0(SwakopMund)
オカハンジャからいったん上り、盆地を抜ける。以降はアップダウンをはさみながら非常にゆるやかに下っていく。オカハンジャから約55〜60キロ付近に白人経営のストアが一軒ある。カリビブの町からウサコスの町までガクンと下る。ウサコスの町から西に約20キロ、再び1200まで上ったあたりにクリスタルを売る露店マーケットが開かれていて水やドリンクが売っている。以降は海に向けて段階的に、ゆるやかに下っていく。標高差だけでみると下りばっかりで楽に思えるが、ウサコス以西は遮蔽物がないことも相まって大西洋からの強い西風が吹きやすいようで平地よりツラかった。途中にはアランディスという町があるが国道から数キロ離れている。ウラン採掘業者のための町らしい。ガソリンスタンドやストアがあるかは未確認。以降はスワコップムントまでストアもガソリンスタンドもなし。
カリビブとウサコスは国道沿いにガソリンスタンドやストア、軽食スペースがあるが規模としては小さい。安宿やキャンプサイトもなさそう。ウサコス以西、標高が落ちるが海が近いせいでなんと高地よりも涼しくなる。スワコップムントは安宿やキャンプサイトが多いので適当にうろうろしても見つかるだろう。
スワコップムント
〜(バス)オカハンジャ
SwakopMund
→(バス)Okahanja
0(SwakopMund)
→1300(Okahanja)
ミニバスでオカハンジャまで戻り。所要4時間ほど。スワコップムントからは海沿いにウォルビスベイの町まで行けるが、そこからウィントフックへは砂漠のオフロードしかないようなので自転車では実質通行できないようだ。
オカハンジャ
〜ウィントフック
Okahanja
〜WindHoek
1300(Okahanja)
→1600(WindHoek)
オカハンジャからウィントフックまではゆるやかに上っていく。途中に補給ポイントはなし。ウィントフックへ到着するときはいつの間にか高速道路のような道を走っていることになる。高速道路は街の北側から西側を通っているので、ノーザンウィントフック地区で降りて南下するかウェストウィントフック地区で降りて東に向かう。丘や市街地もあるがまあなんとか行けるだろう。
ウィントフックには旅行者向けの安宿が2軒あるが事前に住所を調べておかないとまずわからない。
ウィントフック
〜(バス)ケープタウン
WindHoek
〜(バス)CapeTown
1600(WindHoek)
→?
→0(CapeTown)
ウィントフックからケープタウンまで盛大にバススキップ。ナミビア南部は北部にくらべて道沿いに背の高い山が出てくる。南アフリカとの国境付近は砂漠になっているらしいが夜だったので詳細不明。南アフリカは、アメリカのような広大な平原や岩山が目立ち、なかなか良好なルートに思えた。ぜひ誰か走ってくださいw



■シマノ取り扱い自転車ショップ

場所
チューブ
/パンク
用品
チェーン
ワイヤー
26インチ
スリック
タイヤ
26インチ
ホイール
コンポ
工具
/小物
オイル
サイクル
パンツ
詳細 写真
ナミビア
/ウィントフック
東アフリカから来ると信じられないことだがさすがはナミビア、ウィントフックには先進的な自転車屋がある。場所は市街中心付近を東西に横切るB6国道、サム・ヌジョマドライブ(SamNujomaDve)を東へ数キロいったところ。市街中心からだと丘を越えた先にある。ネルソン・マンデラ通りとの交差点にガソリンスタンドがあり、そこから100メートルくらい先の左手側。B6国道は数十キロ先の空港へ至る道なので、エアポートを示す看板を見つければたどり着けると思う。
南アフリカから流通してきた商品だが値段は南アとあまり変わらない。品揃えはかなりよく、メイドイン南アフリカのウェアなども品質が高くてお手頃価格。他の町にはこうした自転車屋はなさそう。単純に人口が少ないので今後も店ができる可能性は低い。
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■その他の情報

種別 場所 詳細 写真
安宿 ナミビア
/オカハンジャ
アンドレアス・ククリ・カンファレンスセンターという宿。学生向けの施設のようだが宿泊できる。一泊1300円。Wi-Fiなし。町のメインストリート沿い、ライノスレストランの近くに青い看板が出ている。小さい町なのですぐ見つかると思う。 クリックで移動
安宿 ナミビア
/ウィントフック
カードボードボックス・バックパッカーズという宿。場所はウィントフック駅の南を東西に走るJohnMeinertストリートを西に進み、坂の上まで上って、椰子の木のある交差点の右ナナメ前にある。ひらけた交差点にあるが、建物がちょっと地味なのでわかりづらい。 クリックで移動
アウトドアショップ ナミビア
/ウィントフック
市街中心にあるショッピングモール内にDUE SOUTHというアウトドアショップがある。ケープタウンにもあったのでおそらく南アのアウトドアチェーン店だろう。MSR系のマットやバーナーなど、アメリカ産のアウトドアグッズのほか、FirstAccentなど南アのアウトドアメーカー品が揃う。 クリックで移動


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