■ザンビア



東のマラウイから入って南西のリビングストンからボツワナに抜けるルート。やっぱりこれも定番ルートであります。一応タンザニアからの道も出てるけど、どうせならマラウイを経由するというのが一般的だ。

道は多少のアップダウンが続くが標高は1000メートル前後。ニンバとルサカの間にあるルアングア川近辺は500メートルくらいまで標高が落ち、気温も高い。10月は首都ルサカで33度くらいでもルアングア川やリビングストン近辺は40度近くになって夜でも蒸し暑い。

文明度で言うと、ルサカやリビングストンはかなり洗練されてきているが、それ以外の町や村はやっぱり前時代的なまま。ただし物流が進んでいるので、軽食のレベルはマラウイより高い。言葉は英語が普通に通じる。

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総走行距離 推定700キロ前後
滞在期間 2007年3〜4月 / 2011年10月
特記事項 タンザニアよりちょっと上くらいの文明度。宿は少なく、ボロい割に宿泊費は1200〜2000円前後と高め。ルサカ〜リビングストン間は点々と村があるが、ルサカ〜マラウイ国境間は村が少ない。ネット屋も少なくて1時間200円ぐらいと高い。iSpotというプリペイド式Wi-Fiを利用する方が安くて早い。
国際キャッシュカードが通用する銀行はタンザニアと同じくバークレイズ銀行がある。他の銀行も引き落としできた気がするがうろ覚え。
治安 この国もデモや暴行事件などは比較的ない方だが、置き引きなどには要注意といったところ。東アフリカの国の人々に言わせるとどこそこの国の人間が良いとか悪いとか言ってるけど、ピンキリなので僕には違いがよくわからなかった。
旅行中メモ 旅行中メモ第24回:主に東アフリカのもろもろ



エリア 地名 標高 ルート詳細
マラウイ国境
〜チパタ
〜カテーテ
〜ニンバ
Border
→Chipata
→Katete
→Nyimba
1200(Border)
→1050
→1150
→1050(Chipata)
→900
→1100
→1000(Katete)
→1100
→900
→1100
→1000
→1100
→800(Nyimba)
マラウイ国境から20〜25キロほどでチパタの町に着く。この町は大型スーパーと小規模なモールがあって発展しているが、チパタからルサカの間はマラウイと大差ないヘッポコな村しかない。村や集落の数は結構あるので補給は難しくない。道はゆるいアップダウンの繰り返し。
ニンバ
〜(バス)ルサカ
Nyimba
→(バス)Lusaka
800(Nyimba)
→1000
→800
→1000
→450(Luangwa)
→1100
→1000
→1250
バスでスキップ。ややうろ覚え気味だが、いちおうバス車内で高度を計測していたので参考程度に。ニンバを過ぎるとアップダウンが多くなり、平原から山間のような場所に入っていく。ルアングア川で標高は450くらいまで下がる。この付近は地図には村があるんだかないんだかよくわからない過疎区間だが、ルアングア川の付近(東か西か忘れた)には長距離バスが休憩するための集落があり、軽食や土産物の露店が出ている。簡易宿もあるようだ。
川を渡ると道は再び1000メートル以上まで上る。その後はまたアップダウンを繰り返してルサカに至る。このへんは寝ていたのでうろ覚え。
ルサカは結構広い町で、安宿はあまりないので事前に宿情報をチェックしておいたほうがいい。
ルサカ
〜マザブカ
〜チョマ
〜リビングストン
Lusaka
→Kafue
→Mazabuka
→Monze
→Choma
→Kalomo
→Livingston
1250(Lusaka)
→1300
→1000(Kafue)
→1200
→1000
→1300
→1100(Mazabuka)
→1200
→1100(Monze)
→1300(Choma)
→1200(Kalomo)
→1250
→1000(Livingston)
ルサカからいったん上った後にゆるく下ってカフューの村に着く。その後2つのちょっとした峠を経てマザブカの町。以降はアップダウンはあるものの、比較的平坦な道のままモンゼ、チョマ、カロモと続き、最後にゆるく下ってリビングストンに到着する。村や町が点々とあるのでルサカ以東よりも楽に進める。ルサカとリビンストンを除けばマザブカとチョマの町が大きく(と言ってもたかが知れているが)、それぞれ大型スーパーがある。ただし安宿は少ない。
リビングストンには観光客向けのドミトリーやテントサイトがある安宿がいくつかある。ジョリーボーイズJollyBoysが有名。場当たりで行ってもなんとかなるが、事前に調べておくと楽だろう。リビングストンからビクトリアの滝までは確か片道8〜12キロくらい(うろ覚え)。自転車置き場はないが、観光事務所などに頼めば自転車を置かせてもらえる。
リビングストン
〜カズングラ
Livingston
→Kazungla
1000(Livingston)
→920
→1080
→980(Kazungla)
リビングストンからカズングラへの道は平地と長い下り坂、長い上り坂が何度か繰り返される。この区間は補給できる村や集落が少ないので注意。カズングラの手前で道は分岐している。南に曲がれば国境管理事務所や軽食屋のあるカズングラの集落がある。
カズングラ(ボツワナ国境) KazunglaBorder 980(KazunglaBorder) 川を挟んでボツワナとの国境になっていて、フェリーが行ったり来たりしている。両国でそれぞれスタンプをもらうだけ。ボツワナはビザ不要。ボツワナから来た場合はザンビアのビザが必要だが、マラウイ国境と同じく国境で取得できると思われる。
両替商がいないのが気をつけたいところ。いちおう銀行の窓口らしき建物があったが閉鎖していた。ボツワナ側にも両替商はいないので、現金を入手するには対岸からさらに15キロ先のカサネの町までおあずけになる。僕はそのへんの人に両替をお願いしてまともなレートで現金を入手できた。ボツワナプラのレートを事前に調べておいたほうがいいかも。



■シマノ取り扱い自転車ショップ

場所
チューブ
/パンク
用品
チェーン
ワイヤー
26インチ
スリック
タイヤ
26インチ
ホイール
コンポ
工具
/小物
オイル
サイクル
パンツ
詳細 写真
ザンビア
/ルサカ
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×
×
×
×
タンザニア、マラウイ同様に先進的な自転車屋はほぼなし。ルサカには今後できそうな雰囲気もあるが……。やはり大型ショッピングモールに少数の自転車用品が置いてあるが、アテにしないほうがいいだろう。 クリックで移動



■その他の情報

種別 場所 詳細 写真
地図 ザンビア
/ルサカ
メイン市街からグレートイーストロードを3〜4キロ東に進んだ道沿いの北側にあるマンダヒルショッピングモールMandaHillShopingMall内の本屋でザンビア地図が売られている。精度はまあまあだが値段は250円くらいと安い。このモール内はiSpotが使え、カフェで長時間のプリペイドチケットも発行している。 クリックで移動
地図 ザンビア
/リビングストン
メインストリート南西にあるカーブを曲がった先にあるSHOPRITEに併設する形でブックワールドという本屋があり、観光客向けの地図を取り扱っている。ザンビアは元より、ナミビア、ケニア、モザンビーク、南アフリカ等の地図があり、どれも精度は高い。値段は1000円前後(うろ覚え)。 クリックで移動
安宿 ザンビア
/チパタ
MBANTHULA GUEST HOUSE という宿。通りの中心、背の高い並木があるあたりから並木を背にして曲がったところにある(看板が出ている)。100000クワチャ=1600円と割高だがザンビアの宿はこのくらいの値段なんだよね……。綺麗でキッチンも使えるし、SPARへも歩いて行ける。チパタの町のバス乗り場はSPARから離れているので、徒歩旅行者はさっさとスキップしていいかも。 クリックで移動
安宿 ザンビア
/ルサカ
Lusaka Backpackers という宿。HostelWorld.comに載っている。ドミトリー(相部屋)で一泊800円くらいと安いが市街からは離れているので徒歩旅行者だと不便かも。Wi-FiはiSPOT社のプリペイド式なので別途料金を払う必要がある。ここに限らず、発行機械は頻繁に故障して発行できなくなるので事前に何枚かストックしておいたほうが無難。まあ今後改善されたり、別の形式になるかもしれないが。 クリックで移動
安宿 ザンビア
/チョマ
メインストリート沿いの市街中心、大型スーパーの近くにNEW CHOMA HOTELという宿がある。ちょっと高そうに見えるが1泊1400円でiSPOTのプリペイドWi-Fiが飛んでいる。 クリックで移動
安宿 ザンビア
/リビングストン
JollyBoys という宿。リビングストンでは有名な旅行者向け安宿。ドミトリー(相部屋)やキャンプサイトで安く泊まれる。ホットシャワーも出る。開放的な雰囲気なので日本人と顔を合わせることもあるだろう。Wi-Fiは例によってプリペイド式でチケットが最大1時間券しかなく、多用するにはめんどくさい。チケット発行機が故障することもたびたび。今後改善はされていくと思う。 クリックで移動
安宿 ザンビア
/リビングストン
Fawlty Towers という宿。バス乗り場から滝の方に向かうと大きいホテルのところで道が左に曲がる。その曲がった先、左手側に見えるSHOPRITEの向かい(道の右手側)にある安宿。JollyBoysのような開放的な雰囲気はないが、部屋は綺麗で静か。そしてiSPOTの1日券や3日券を買うことができる。ネットを多用するならこちらの宿の方が使いやすい。 クリックで移動
バス ザンビア
/リビングストン
一応長距離バス情報を載せておく。リビングストンからは週に2便、インターケープ社の国際長距離バスがナミビアのウィントフックへ向けて運行している。 なし


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