■オスマン帝国の歴史ある宮殿 〜トルコ・トプカプ宮殿〜
15世紀に東ローマ帝国のコンスタンティノープルはオスマン朝によって陥落し、東ローマ帝国は滅亡。時のスルタンがその後オスマン帝国の版図を急速に広げていくわけだが、そのスルタンが建造させたのがこのトプカプ宮殿である。19世紀の世界大戦によって帝政が廃止されるまで、代々スルタンや宰相の居城として使われていたようだ。
大きな建物を持たず比較的小さな建物と部屋が連なり、多くの庭園と離れを持つ建造物群で、そうした構造も相まって宮殿は幾度となく増築や拡大がなされた。トルコの歴史で有名なハレムも16世紀にこの宮殿へ移されたとある。
とまあいろいろ歴史的な側面があるが、日本人の視点から言えばトルコのお城といったところである。前述したように比較的小さな建物や門などが庭内に林立しているのが特徴。鮮やかなブルーが特徴のイズニックタイルも多数ある。
余談だがこのトプカプ宮殿は入場料が高いということでトルコのバックパッカーには有名である。料金は移り変わりがあるが、入場に1500円前後、さらに別棟のハレムへ入場するのに1000円前後の料金がかかる。その割にはそんなにすごくなくね?(ブルーモスクやアヤソフィアの方がすごくね?)というのもあって、トプカプ宮殿は行かなくていいや……と判断する旅行者は多い^^; かなり広いので管理費やらなんやらでお金がかかるのかもしれない。
総画像数は118枚。多くなってしまったので追加料金をとられるハレムは除外している。
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