■中生代 マラウイサウルスの全身骨格 〜マラウイ・カロンガ自然文化博物館〜


マラウイ北部の町カロンガには、この付近で発掘された竜脚類、その名もズバリのマラウイサウルスの全身骨格を展示している博物館がある。規模は小さく、わざわざ旅行者が訪れる価値はほとんどない。マラウイサウルス自体の知名度もムチャクチャ低い。こんなドマイナーな町の博物館を訪れる日本人はJICAの隊員くらいなものだが、何の因果か僕は二度も訪れることになってしまった。アフリカにもこんな博物館があるんですよーという見方をするのがいいかもしれない。

アフリカ最貧国のひとつと言われるマラウイは国土も小さく、平たく言えば東南アフリカのド田舎といったポジションなわけだが、そんな中でこの恐竜の発見と発掘、博物館の建造はそれなりにセンセーショナルだったんでないかと思われる。実際には先進国からの支援によって各作業は進められたらしく、トヨタも出資していたらしい。へっぽこな建物しかないカロンガの町で小奇麗に建てられたこの博物館は浮いた存在であるw

館内にはマラウイサウルスのほか、土器やマンモスの頭骨の展示、そしてマラウイの歴史の変遷が壁に描かれている。これは2007年の時点ではなかった気がする。原始的な生活からいきなりイギリスなどによる植民地化と独立を経て現代に繋がっているのがわかる。枚数は29枚。






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