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ナミビアのとある町のガソリンスタンド。SPARが見える。
やはり今までの国とは違うようだ。





ナミビアの国道。町と町の間はゆるやかな丘陵地帯が広がり、集落などはほとんどない。





ここはナミビア首都郊外のスラムだ。
バスの乗客が降りるためにこんなところに入り込むこととなった。
こんな風にスラムに立ち入ったのは初めてだ。
スクラップになった自動車のフレームが子供の遊び道具としてこしらえられている。





バラックで作られた掘っ立て小屋が無数に並んでいる。
実際に降りてうろうろしていたら危険かもしれないが、小屋からは音楽やテレビの音が流れてきていて、のどかにすら感じる。





ここの住居は不法に建てられたものなのだろうか。
おもちゃみたいな景色だけど、バラック小屋の隙間からはテレビやゴザのような寝床、家具などが見えた。
首都近辺に住居を構えるだけのお金もない人々が寄せ集まって町のようになっているのかもしれない。
戦後の日本もこんな感じだったのだろうか?





街の中心が見えてきた。日本の地方都市くらいの規模だ。





近代的なビルが立ち並ぶ。アフリカと言ってもこういう場所もあることを知った。





この後、町の中心から少し離れたところにあるバックパッカー向けの安宿を探し当てた。
アフリカでの最後の宿だ。





今まで旅をしてきた装備。もう後は飛行機が発つ日を待つだけだ。
次がアフリカでの、本当に最後の自転車走行になるだろう……。




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